倉庫管理システムQ&A
※過去にお問い合わせいただいた内容より作成しています

▼使用環境・バージョンアップについて

001
【Q】倉庫管理ソフトをダウンロードしたが使い方がわからない。ユーザー登録しないと教えていただけないですか?


【A】不明箇所をメール又はお電話でお問い合わせ下さい。使えるようになってからライセンス登録をご検討いただければ幸いです。

002
【Q】倉庫管理ソフトを最新版にバージョンアップしたいが、それまで入力したデータは消えたりしないですか?また、使い勝手が変わったりしないですか?


【A】消える事はありません。現在お使いのバージョンから最新バージョンにアップした場合でも、使えなくなるとか、データが壊れる事はありません。また、使い勝手が変わる事は無く、現ユーザ様に配慮し、新しい機能はオプション設定しなければ有効にならない様にプログラムしています。不具合修正や機能追加を「新着情報」で確認していただき、できる限り最新バージョンをお使い下さい。

003
【Q】複数台での処理が可能という事ですが、これはLAN上で接続されている複数台のPCで同時入力等が可能という事でしょうか?


【A】同時入力が可能です。

004
【Q】サーバ機1台にインストールすれば他のPCでも使用可能でしょうか?


【A】ソフトは各PCにインストールしていただき、サーバ(親機)となるPCに「DBISAM Database Server」をインストールします。クライアント(子機)となるPCは、保守メニューのデータフォルダ設定の「DBISAM Database Server」にサーバ名(親機の名前、デバイス名)を設定すると、伝票入力や帳票出力を同時にできます。

005
【Q】Windows10、8、7、Vista、XP、2000 以外のOSで動きますか?


【A】開発環境はWindows10、テスト環境がWindows8、7、Vista、XP、2000ですので、Windows98、Meでの動作確認は行っておりません。ユーザ様より問題なく動くという報告はありますが、サポート外となります。最新バージョンは、Windows10(64ビット)で動作確認しています。

006
【Q】データバックアップの最善策は?


【A】パソコンやハードディスクの故障は避けられません。故障した機器からデータ復旧ができない場合に備えて、別の機器にバックアップ(コピー)する事をお勧めします。倉庫管理ソフトはインターネットから何度でもダウンロードできますが、お客様のデータは、お客様自身でバックアップ(コピー)して下さい。本システムのデータフォルダ(インストール時の初期値)は「C:\Program Files\倉庫管理システム\DAT」です。このフォルダ内の全ファイルを別のパソコンや増設ハードディスク等にバックアップ(コピー)しておけば安心です。「データ保守メニュー」の「データフォルダ設定」で退避先等を設定し、システム終了時にバックアップを行って下さい。
※「DBISAM Database Server」でデータ共有する場合はサーバ(親機)でバックアップを行って下さい。


▼各マスタ登録・項目について

101
【Q】管理マスタで自社情報を登録しますが「伝票区分」とは?


【A】管理マスタの「伝票区分」は、伝票入力時の初期値となります。伝票を入力する時点で変更可能です。

102
【Q】管理マスタの「課税区分」「課税単位」「課税計算」「周期区分」「荷役計算」について、荷主毎に違う場合は?


【A】荷主マスタ空白時の初期値ですが、荷主マスタで変更可能です。

103
【Q】管理マスタの「商品マスタの項目名称」とは?


【A】商品マスタの項目に連動する名称です。お客様の業種に合う表現に変えて下さい。
  「連量」・・・単重 (※1個あたりの重量、重量計算する場合に必要)
  「入数」・・・1ケースあたりの数量 (※バラ管理は空白にする)
  「本数」・・・箱数、梱数、ケース、CS数、等に置き換え可能 (※バラ管理は空白にする)
  「連数」・・・数量、バラ、総数、等に置き換え可能
各項目の計算式は「入数」×「本数」=「連数」、「連数」×「連量」=「重量」となります。
入出庫伝票での数量入力は「入数」のある商品は「本数」で「入数」のない商品は「連数」でとなります。
保管料と荷役料の計算方法は「本数で計算する」「連数で計算する」「重量で計算する」の3種類となり、未設定の場合は「重量で計算する」になります。

104
【Q】管理マスタの「商品マスタの項目名称」で、「重量」を使わない場合は?


【A】「重量」を消す事はできません。重量単位の「kg」は空白に変更可能です。

105
【Q】消費税の計算方法について「請求単位」と「請求のみ」の違いは?


【A】消費税の計算方法「課税単位」は4パターン(行単位・伝票単位・請求単位・請求のみ)ですが「行単位」と「伝票単位」は伝票毎に「配達料」「その他」の消費税を計算します。「請求単位」と「請求のみ」は請求締処理時に消費税を計算します。倉庫管理システムでは「請求単位」と「請求のみ」に違いはありません。

106
【Q】「採番方法」とは何ですか?


【A】「採番方法」とは各伝票入力において「伝票番号」を自動採番させる方法です。
「YYMMDD-9999」を選択した場合、日毎に1~9999を自動採番します。
「YYMM-999999」を選択した場合、月毎に1~999999を自動採番します。
年月日に関係なく自動採番する場合は「YY-99999999」を選択します。

107
【Q】「区分名称」とは何ですか?


【A】初期値では「荷積地、倉庫、運送会社、摘要1、摘要2、車番、ロット番号」が設定されます。区分名称の変更は自由です。設定すると伝票入力に区分名称が表示され、区分マスタで、コード、名称を登録しておけば、入力時に便利です。また、期間明細表や期間集計表で、区分別の集計等が可能です。

108
【Q】荷主マスタの「保管料率」「荷役料率」は変更可能ですか?


【A】荷主マスタに表示される「保管料率」「荷役料率」は、商品マスタで登録した料率の最多値(最も多い同じ料率)です。荷主マスタで変更した場合は、変更前の値と同じ料率の商品のみ一括変更できます。

109
【Q】荷主マスタや届先マスタは何件まで登録できますか?


【A】ライセンス未登録、又は、継続利用ライセンス登録の場合は、荷主届先100件まで(商品ロット300件まで)の登録制限があります。制限解除ライセンス登録(有料)すると、データ件数の制限は解除されます。データ件数はハードディスクの残容量に依存しますが、例えば10000件登録しても10MB程度しか使用しません。

110
【Q】マスタで書き出したCSVファイルを、エクセルで編集すると、番地が日付に変わったり、編集したCSVファイルをマスタに読み込むと、項目がずれるデータが有るのですが、何故でしょうか?


【A】エクセルでCSVファイルを開くと、日付に変える事ができる文字列は勝手に日付に変えてしまいます。例えば、番地に全角で「6-5-1」と入力していた場合「2006/5/1」と判断します、これはエクセルの仕様です。
対処方法は、あらかじめ荷主マスタに「6丁目5-1」で登録するなど工夫して下さい。
また、エクセルでCSVファイルを保存した時点で、文字列項目は両端のダブルクォーテーションが外れます、これもエクセルの仕様です。そのため文字列に半角スペースが含まれていると、半角スペースまでを一項目と判断し、読み込み時に別々の項目となります。
対処方法は、文字列間の半角スペースは消去、又は、全角スペースに変更して下さい。

「CSV形式」とはエクセル専用のファイル形式ではありません。
異なったシステム間でデータの受け渡しに利用する事が多いファイル形式です。
※下記①~③が本システムで読み込み可能なCSV形式の仕様です。
  ①.項目間をカンマで区切る
  ②.文字列項目は両端をダブルクォーテーションで囲む
  ③.データの区切りは改行コード(CRLF)

回避方法(Excel2007~2016の場合)
  1. Excelを起動し新しいシートの状態でメニューの「データ」より「テキストファイル」をクリック
  2. ファイル選択が表示されるので読み込むCSVファイルをクリックし「インポート」をクリック
  3. ファイル内容を確認し「先頭行をデータの見出しとして使用する」を選択し「次へ」をクリック
  4. 区切り文字の「カンマ」を選択し「次へ」をクリック
  5. データのプレビューより全列を選択(先頭列をクリック後「Shift」キーを押しながら最後列をクリック)し列のデータ形式の「文字列」を選択し「完了」をクリック
  6. 取り込んだデータを配置する場所を指定し「OK」をクリック

111
【Q】商品マスタ一覧表を、コード順に印刷する方法はありませんか?


【A】各マスタ一覧表の出力順は、画面参照時の出力順に連動しています。コード順で印刷する場合は一度マスタの参照画面でコード順にチェックを入れた後に印刷して下さい。
※商品マスタの「コード」は文字扱いとなりますのでご注意下さい。数値扱いの場合、コード順は、1~9、10~99、100~999で並びますが、文字扱いの場合は、1、10~19、2、20~29、3、30~39で並びますので、1→001、10→010で桁数を統一して下さい。

112
【Q】商品マスタのCSV読み込みで、現在庫を更新しない方法はありませんか?


【A】各マスタのCSV読み込みは、コード登録の有無で判断し登録済みのマスタはCSV値を上書きします。
※商品マスタの現在庫「現在庫本数」「現在庫連数」「現在庫重量」は入出庫伝票により変動していますが、CSV読み込みを行うと現在庫がCSV値に置き換わりますのでご注意下さい。CSVの現在庫欄を空白にする事で、商品マスタの現在庫の上書きを回避できます。

113
【Q】商品マスタの「本数換算数」とは何ですか?


【A】パレット単位で計算する場合に使用します。
「入数」の代わりに「本数換算数」を使用すると「連数」÷「本数換算数」=切り上げした「本数」で計算します。

114
【Q】商品マスタの「連量A」「連量B」とは何ですか?


【A】入出庫伝票のオプション設定で「重量合計(A/B)を表示する」にチェックした場合、入出庫伝票に「連数」×「連量A」と「連数」×「連量B」の重量合計を表示します。

115
【Q】商品マスタの「荷役料率」が入庫と出庫で違う場合は?


【A】荷主マスタの「荷役計算」を「入出庫別料率」にして下さい。商品マスタの「荷役料率」欄が「入庫/出庫」の上下2段になります。(上が入庫/下が出庫)
※CSV読み込みを行う場合は、荷役料率欄に「123/456」とスラッシュを付けて下さい。

116
【Q】商品マスタの「寄託単価A」「寄託単価B」とは何ですか?


【A】保険料の計算を行う場合「保管残高報告書」で「寄託金額」を集計できます。

117
【Q】商品マスタ参照で不要項目を非表示にできますか?


【A】商品マスタ参照の各項目幅はマウス操作で拡縮できますが、画面下の「項目幅」をチェックすると数値で設定できます。表示幅を0で項目非表示にでます。項目順は設定できません。

118
【Q】商品を製造日毎に管理できますか?


【A】商品マスタの「ロット番号倉庫」を使用すると「ロット番号倉庫」毎に細分化できます。「ロット番号」は半角英数20文字以内で製造日等をコード化して管理します。入出庫伝票の「ロット番号」が未登録の場合は自動追加します。


▼入出庫伝票入力・締処理について

201
【Q】入出庫伝票の「伝票区分」の「調整」と「荷役調整」の違いは?


【A】「伝票区分」の「調整」は荷役料を計算しません。
「調整」の場合、在庫の変動は「入庫」と同様、数量入力でプラス値は在庫が増え、マイナス値は在庫が減ります。
「荷役調整」をすると、請求締処理で荷役料は計算しますが、調整で同額をマイナスします。

202
【Q】「配達料」や「その他」に金額を入力しても消えるのですが?


【A】「運賃計算」を「する」にして下さい。

203
【Q】請求締処理後に一部の伝票の間違いを訂正し、再度締処理をやり直す事は可能ですか?


【A】可能です。請求締処理画面の参照より、締処理済のデータを呼び出し、削除(f3)します。その後、入出庫伝票を訂正し、再度、請求締処理を実行します。この時、荷主コード範囲を指定すれば、訂正した荷主だけ締処理できます。

204
【Q】入出庫伝票で保存後の印刷をスキップできませんか?


【A】オプション設定の「保存時伝票発行」のチェックを外して下さい。

205
【Q】伝票日付を簡単に入力する方法はありますか?


【A】例えばシステム日付(パソコンのタイマー)が「2020/02/09」の場合
   「0」と入力すると「2020/02/09」(今日)になります。
   「8」と入力すると「2020/02/08」(今月の8日)になります。
   「-8」と入力すると「2020/01/08」(前月の8日)になります。
   「/8」と入力すると「2020/03/08」(来月の8日)になります。
   「3/8」と入力すると「2020/03/08」(今年の3月8日)になります。
   「-3/8」と入力すると「2019/03/08」(前年の3月8日)になります。
   「/3/8」と入力すると「2021/03/08」(来年の3月8日)になります。
   「6/3/8」と入力すると「2006/03/08」になります。
   「12/3/8」と入力すると「2012/03/08」になります。
   「h18/3/8」と入力すると「2006/03/08」になります。
   「s42/3/8」と入力すると「1967/03/08」になります。

206
【Q】伝票番号の開始番号を変更できますか?


【A】新規伝票で「伝票番号」を開始番号に変更して下さい。

207
【Q】伝票の枚数制限は?


【A】ライセンス未登録の場合でも、伝票枚数に制限はありません。伝票枚数はハードディスクの残容量に依存しますが、例えば毎日100枚づつ3行の伝票を入力して5年間保存した場合でも1GBに満たないはずです。


▼集計帳票について

301
【Q】入出庫伝票をチェックをするために、明細リストを印字する事は可能ですか?


【A】入出庫伝票のリスト印字は「期間明細表」をお使い下さい。
出力項目を設定し、f7設定で表示サイズを設定していただければ、リストに反映できます。なお、印刷する場合は用紙の選択により印字幅が変わりますので調整して下さい。
「期間集計表」も同様ですが、期間内の伝票を出力項目毎に集計しますので分析にお使い下さい。
また、これらの設定パターンをサブメニューに9種類まで登録できますので「荷主別集計表」や「商品別集計表」など帳票タイトルを登録すると便利かと思います。


▼その他について

401
【Q】中央切り取り線のあるA4白紙(売上伝票用)が市販でありますか?


【A】アブニールオンラインショップよりA4白紙2面をお買い求め下さい。

402
【Q】郵便番号で参照しても住所表示しないのは?データが古いのは?


【A】郵便番号データは定期的にホームページ上で更新しています。https://pcspace.jp/Soko.DownLoad.html
自動解凍ファイル形式ですので、解凍先フォルダを「C:\Program Files\倉庫管理システム\DAT」に変更して実行していただければ、データフォルダ内の郵便番号データのみを置き換えます。また、お客様側で追加された郵便番号データは消えますので、ご了承願います。なお、この郵便番号データは、ゆうびんホームページで公開されているCSVデータを読み込み、作成しております。
http://www.post.japanpost.jp/zipcode/download.html


▼ライセンスについて

501
【Q】メール送受信やインターネットには接続できるのに、ライセンス認証ができない。また、システムメニューより、f1最新版・f2新着情報が開かない。


【A】ウイルス対策ソフト(ノートンインターネットセキュリティ等)を導入の場合、ファイアウォール機能によって、倉庫管理ソフトからインターネット接続を行う機能がブロックされている場合があります。対処としては、一時的にファイアウォール機能を無効にするか、ウイルス対策ソフトのプログラム制御設定等で、倉庫管理ソフトからのインターネット接続を許可する様に設定して下さい。

502
【Q】継続利用ライセンスを取得しているが、別のパソコンにシステムを移行したい。移行手順は?ライセンス料は?


【A】同一パソコンでの継続利用ライセンス再登録は、1回までは無料ですが、別のパソコンの場合は、再度ライセンス取得が有料となります。
(移行手順について)
 ①.移行するパソコンに「PCS倉庫管理システム」をインストールし、正常に動作する事を確認して下さい。
 ②.元のパソコンよりデータをUSBメモリでバックアップ&コピーします。データフォルダの初期値は「C:\Program Files\倉庫管理システム\DAT」ですので、このフォルダ内の全ファイルを移行するパソコンの同じフォルダにコピーします。
 ③.ライセンス未承認の状態で、伝票やマスタのデータが正常に移行できているか、確認して下さい。
 ④.プリンタ設定やオプション設定は、移行したパソコンで再度設定して下さい。
 ⑤.移行したパソコンより「ライセンスキー申込書」を印刷してFAXして下さい。ご入金確認後、新しいライセンスキーを返信します。

503
【Q】OSをWindows7からWindows10にアップグレードしたらライセンスキーが無効になった。どうすればいいですか?


【A】ライセンス登録に必要なユーザIDは、利用するパソコン(OS)のプロダクトIDとユーザ名で変化しますので、アップグレードした場合に従来のライセンスキーが無効になる場合があります。同一パソコンでの継続利用ライセンス再登録は、1回までは無料ですので「ライセンスキー申込書」を再度FAXして下さい。

504
【Q】使用PCの修理等でやむなくOSリカバリーになった場合、ライセンス登録は有料になってしまうのでしょうか?


【A】ライセンス登録に必要なユーザIDは、利用するパソコン(OS)のプロダクトIDとユーザ名で変化しますので、OSリカバリーであればプロダクトIDはかわりませんし、ライセンスキー申込書のユーザ名が変わらなければ、同じユーザIDですのでライセンスキーも同じです。ユーザ名はライセンスキー申込書発行時にパソコンのユーザ名を参照し、初期値として表示しますが、変更可能ですので、申し込み時のユーザ名に変更して下さい。


▼使用環境の移行について

601
【Q】現在使用中のPCを、新しいPCに移行する場合、どうすればいいですか?


【A】移行する新PCに「PCS倉庫管理システム」をダウンロード、インストール、起動後、ユーザ認証でユーザ名を入力し、継続利用ライセンスを取得します。

 ※ユーザ名は、お客様を特定できる、他社と重複しない固有名称を入力します。
  (ユーザ登録用の名称で、Windowsユーザ名とは無関係です)
  (他社のユーザIDと重複する場合は、ユーザ名を変更して再取得となります)

 ※インストールフォルダは「C:\Program Files (x86)\倉庫管理システム」にします。
  (初期値を前提としてサーバ設定やサポートを行います)

 ※既設PCの「PCS倉庫管理システム」も最新版に更新してください。
  (複数台でご利用の場合、同じバージョンでご利用ください)

 ※サーバPCは電源設定でスリープ状態を「なし」に設定してください。
  (スリープ状態はデータ通信不可となります)

 ※データの移行前と移行後で、件数一致の確認をお願いします。
  (データ再編成を行った後に件数確認を行ってください)


【複数台共有環境の入れ替え手順】

●サーバPCを入れ替える場合

 (旧サーバPCでの操作)
1.「PCS倉庫管理システム」を起動し、メニューのf7件数表示で現在の登録件数を控えます。
  (移行後に件数一致を確認するため)
2.「PCS倉庫管理システム」を終了し、バックアップを行います。
3.「DBISAM Database Server」を停止します。
  デスクトップ画面右下のスタート → 「DBISAM Database Server」 → 自動起動を解除する
  (クライアントPCから接続できない状態にする)
4.旧サーバPC内の「C:\Program Files (x86)\倉庫管理システム」をフォルダ毎、USBメモリにコピーします。

 (新サーバPCでの操作)
5.コピーしたUSB内の「倉庫管理システム」フォルダを、新サーバPC内の「C:\Program Files (x86)」にコピーします。
  (「倉庫管理システム」フォルダに上書きコピーします)
6.https://pcspace.jp/Soko.DownLoad.html から「PCS倉庫管理システム」をダウンロード、「C:\Program Files (x86)\倉庫管理システム」に上書きインストールします。
7.新サーバPCで「PCS倉庫管理システム」を起動しライセンス認証します。
  (予めライセンス取得した「ユーザ名」と「ライセンスキー」を入力)
8.新サーバPCのデータ保守メニューのデータ再編成を行います。
  (各データファイル毎に ---> 完了 となれば正常です)
9.メニューのf7件数表示で移行前の登録件数と一致しているか確認します。
10.https://pcspace.jp/Soko.DownLoad.html から
  「DBISAM Database Server」をダウンロード、インストールします。

●クライアントPCを入れ替える場合

 (各クライアントPCでの操作)
11.https://pcspace.jp/Soko.DownLoad.html から「PCS倉庫管理システム」をダウンロード、インストールします。
  (既にインストール済みでも、サーバPCと同じバージョンに上書きします)
12.「PCS倉庫管理システム」を起動しサーバ名を設定します。
  (データ保守メニューのデータフォルダ設定で「DBISAM Database Server」欄に新サーバのPC名を入力します、新サーバのPC名は、設定 → システム → 詳細情報 → デバイス名 で確認します)
13.「PCS倉庫管理システム」を一旦終了し、起動後にデータを確認します。

 ※クライアントPCからデータ接続できない場合は以下をご確認ください。
  ・各PCのIPアドレスをコマンド「IPConfig」確認
  ・サーバPCのIPアドレスへコマンド「Ping」通信テスト
  ・サーバPC名でコマンド「Ping」通信テスト
  ・サーバPCのセキュリティ対策を一時解除
  ・無線接続の場合は有線接続に変更
  ・データの共有方法について


【1台利用環境の入れ替え手順】

 (旧PCでの操作)
1.「PCS倉庫管理システム」を起動し、メニューのf7件数表示で現在の登録件数を控えます。
  (移行後に件数一致を確認するため)
2.「PCS倉庫管理システム」を終了し、バックアップを行います。
3.旧PC内の「C:\Program Files (x86)\倉庫管理システム」をフォルダ毎、USBメモリにコピーします。

 (新PCでの操作)
4.コピーしたUSB内の「倉庫管理システム」フォルダを、新PC内の「C:\Program Files (x86)」にコピーします。
  (「倉庫管理システム」フォルダに上書きコピーします)
5.https://pcspace.jp/Soko.DownLoad.html から「PCS倉庫管理システム」をダウンロード、「C:\Program Files (x86)\倉庫管理システム」に上書きインストールします。
6.新PCで「PCS倉庫管理システム」を起動しライセンス認証します。
  (予めライセンス取得した「ユーザ名」と「ライセンスキー」を入力)
7.新PCのデータ保守メニューのデータ再編成を行います。
  (各データファイル毎に ---> 完了 となれば正常です)
8.メニューのf7件数表示で移行前の登録件数と一致しているか確認します。


【補足】

「DBISAM Database Server」は、サーバのサービスで起動し、クライアントからのデータ要求に応答するためのサーバ専用ソフトになります。「DBISAM Database Server」のインストール時の初期値が「倉庫管理システム」は「C:\Program Files (x86)\倉庫管理システム\DAT」をクライアントに対して応答するデータフォルダとなっています。なお、クライアントとのデータ通信はTCPポート「12005」で行いますが「DBISAM Database Server」をインストールする際に、自動起動になり、Windows標準のファイアウォールに「12005」を自動設定します。
(データフォルダが初期値であれば、インストールするだけで運用できます)